SBI新生銀行、生成AIで社内文書検索を効率化、規程確認時間7割短縮へ

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■社内文書の検索・要約システムでリテールサービス強化

 SBIホールディングス<8473>(東証プライム)グループのSBI新生銀行は4月25日、社内文書の検索・要約に特化した生成AIシステムを全社的に導入し、特にリテールビジネスにおける顧客応対時の社内規程や業務マニュアル参照を中心に利活用を開始したと発表。同システムにより規程や業務マニュアルの確認時間を7割以上短縮し、顧客応対の迅速化と質の高いサービス提供を実現する。

 同行では2023年度から生成AIを用いた業務高度化を推進しており、すでに100以上の行内業務が生成AIを活用したプロセスへ移行している。これにより各業務で平均約30%の効率化を達成しており、今後もさらなる効率化とサービス向上に取り組む方針だ。

 今回導入のシステムは顧客応対業務に限らず、あらゆる社内規程検索・参照業務にも活用可能で、従業員が必要情報を迅速に取得できることから、さまざまな業務効率化につながると期待されている。なお、従来の社内規程や業務マニュアルの直接参照が完全になくなるわけではない点も補足されている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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