ジェイエスエスが大きく出直る、今期の売上高9.7%増、営業利益120.8%増などに注目集まる

■M&Aの効果強まる見込み、日テレグループ「ティップネス」との連携にも期待

 ジェイエスエス<6074>(東証スタンダード)は5月15日、再び大きく出直る相場となり、4%高の440円(17円高)をつけた後も430円台で売買されている。スイミングスクール「JSS」を運営する業界大手。14日午後に発表した2025年3月期・の連結決算で、今期・26年3月期の予想を売上高9.7%増、営業利益120.8%増などとし、注目が集まっている。

 前期・25年3月期は、株式会社ワカヤマアスレティックス(和歌山県)を連結子会社化し、年度後半から収益が上向いてきた。今期は連結化効果が一段と強まると見ているもようだ。M&A戦略を強化し、更なるエリア展開に注力する。『水中ウォーキングプログラム』や『水中バイクプログラム』による訴求力の強化にも努める。日本テレビHD<9404>(東証プライム)グループのフィットネスクラブ・株式会社ティップネスとの提携事業にも注力する。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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