ボードルア、若手中心のIT人材獲得へ3社を総額8億2000万円で子会社化
- 2025/5/16 07:50
- IR企業情報

■株式取得と簡易株式交換の二段階方式で今年6月に完全子会社化完了予定
ボードルア<4413>(東証グロース)は5月15日、ITサポート全般の事業を行う若手中心の3社(SPIN TECHNOLOGY、悟空テクノロジーズ、ONE-TECH)を完全子会社化すると発表した。同社はまず株式取得によりSPIN TECHNOLOGYの発行済株式の42.5%、悟空テクノロジーズの42.5%、ONE-TECHの72.5%を取得し、その後、簡易株式交換によって残りの株式を取得する。取得価額はSPIN TECHNOLOGYが約2億6500万円、悟空テクノロジーズが約2億6500万円、ONE-TECHが約2億9100万円となっている。
対象会社グループは若手を中心としたITサポート全般の事業を手がけており、ボードルアはこれら3社を子会社化することで自社のナレッジを共有し、将来的にグループ全体の業績拡大につなげる考えだ。買収後の戦略として、ボードルアの高度専門人材が子会社をサポートしながら業務を移管し、子会社の既存案件と入れ替えることで収益性を高める短期目標と、子会社への技術共有・育成を通じて専門人材を増やし、グループ全体の競争優位性を高める中長期目標を掲げている。
株式交換比率はSPIN TECHNOLOGYが1株に対しボードルア株式50株、悟空テクノロジーズが1株に対し101株、ONE-TECHが1株に対し33株となっている。効力発生日は2025年6月6日を予定しており、子会社3社は同年6月より連結子会社となる見込みだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)