オエノンHDは一段高、個人投資家向け説明会の「質疑応答」開示から連日値上がり

■DOE(株主資本配当率)目標2.5%については「更なる高みを目指す」

 オエノンHD(オエノンホールディングス)<2533>(東証プライム)は6月2日、11%高の573円(56円高)まで上げて2000年以降の最高値を更新し、その後も560円台で強い値動きを続けている。4日続伸基調。合同酒精などの持株会社で、5月27日に個人投資家向け会社説明会の「質疑応答(要旨)」をホームページにアップ。翌取引日から連騰となっている。5月12日から8月29日までの予定で自社株買いも行っている。

 説明会そのものは5月24日に開催された。「質疑応答(要旨)」では、中期経営計画で掲げているDOE(株主資本配当率)の目標2.5%について、「もう少し上を目指してもよいのではないか」との問いに対し、「尤もな意見である。自己株式取得の発表もあり、株価も上昇している。更なる高みを目指していく」との回答を示した。

 同社では、配当とは別に株主優待として1000株以上を保有する株主に年1回「お酒」を贈呈しており、5月中下旬から届きはじめている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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