東京計器が次第高、防衛装備品の売り込みに大臣が意欲と伝えられ注目集まる

■防衛関連株の中で出遅れ感が強いとの見方も

 東京計器<7721>(東証プライム)は6月2日、次第高となり、午前10時40分過ぎには8%高の3815円(290円高)まで上げ年初来の高値3835円(2025年3月28日)に迫っている。防衛装備品メーカーとしても知られ、「同志国に装備品売り込み、防衛相、トップセールス視野」(日本経済新聞6月2日付朝刊)と伝えられたことなどを受け、買い材料視されている。

 中谷防衛相が1日、アジア安全保障会議(シャングリラ会合)に出席後、意欲を示したと伝えられた。現在、米国とフィリピン軍が合同演習「カマンダグ25」(5月26日~6月6日)を実施中とされ、これに初めて日本と韓国が参加すると伝えられている。同社株は防衛関連株として、値動きが三菱重工<7011>(東証プライム)などとの比較で出遅れているとの見方がある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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