
■住友林業とザ・パックは株式分割後の配当を実質増配
住友林業<1911>(東証プライム)は6月2日、大きく出直って始まり、取引開始後は5%高の4418円(209円高)まで上げ、下値もみあい相場から持ち直している。2025年6月30日を基準日とする株式3分割を前取引日に発表。25年12月期の期末配当予想の増額修正も発表し、好感買いが先行している。12月期末配当は株式分割に準拠すれば従来予想の3分の1になるが、従来予想の1株91円に対し新たに30円50銭の見込みとした。実質的には1株当たり50銭の増加となる。
今朝は、株式分割を発表した銘柄の値上がりが目立ちっている。やはり25年6月30日を基準日とする株式4分割を発表したコクヨ<7984>(東証プライム)、同じく25年6月30日を基準日とする株式3分割を発表したザ・パック<3950>(東証プライム)も高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)