ガソリン価格6週連続下落、174.3円に値下がり、軽油も3.1円下落
- 2025/6/4 20:05
- その他・経済

■燃料価格の下落基調鮮明、ガソリン・軽油・灯油すべて値下がり
資源エネルギー庁が6月4日に発表した石油製品価格調査によると、6月2日時点におけるレギュラーガソリンの全国平均小売価格は174.3円となった。前週の177.6円から3.3円値下がりし、6週連続での下落を記録している。この継続的な価格低下は、消費者にとって家計負担の軽減につながる重要な動向といえる。ガソリン価格の動向は自動車を利用する多くの国民の生活に直接影響するため、今回の調査結果は注目される内容となっている。
軽油価格についても同様の傾向を示しており、1リットル当たり154.5円と前週の157.6円から3.1円の値下がりとなった。軽油もガソリンと同じく6週連続での価格下落を記録している。運送業界や物流業界で広く使用される軽油の価格低下は、輸送コストの削減を通じて様々な商品やサービスの価格安定化に寄与する可能性がある。トラック運送事業者などにとっては燃料費負担の軽減という朗報となる。
灯油価格は1リットル当たり122.1円、18リットル缶では2,198円となり、前週の2,225円から27円値下がりした。灯油も他の石油製品と同様に6週連続の下落基調を維持している。暖房用燃料として家庭で使用される灯油の価格低下は、特に寒冷地の住民にとって光熱費削減の効果をもたらす。資源エネルギー庁は次回調査を6月9日時点で実施し、6月11日午後2時に結果を公表する予定としている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)