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三菱重工グループの三菱ロジスネクストとハクオウロボティクス、無人フォークリフトで提携
- 2025/6/20 07:42
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■物流自動化を加速、車体供給契約で両社連携
三菱重工業<7011>(東証プライム)グループの三菱ロジスネクストは6月19日、ハクオウロボティクスとの間で、無人フォークリフト「AutoFork」向けの車体供給契約を締結したと発表した。今回の合意により、三菱ロジスネクストが提供するウォーキー型フォークリフトの車体に、ハクオウロボティクスが独自開発した自動運転ソフトウェアを搭載することで、導入が容易で現場に適した自動化機器の市場投入を目指す。両社は業務提携体制を強化し、2025年9月に全国販売を予定している。
物流業界では人手不足とニーズの多様化が深刻化しており、無人化・省人化を進める必要性が高まっている。倉庫や工場内の搬送作業に用いられるウォーキー型フォークリフトは、操作性に優れており、自動化のベース機として適している。両社は、現場の作業効率と利便性の向上を狙い、「AutoFork」の普及を通じて物流現場の課題解決に寄与する構えだ。
三菱ロジスネクストは、総合物流機器メーカーとして国内外で事業を展開し、自動化・安全性・脱炭素を重視した製品群を提供している。一方、ハクオウロボティクスは物流の完全自動化を掲げるスタートアップで、独自技術による簡易なセットアップと高い実用性が強みである。プロロジスからの出資を受け、事業を拡大中であり、今後の展開に注目が集まる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)