積水化学が戻り高値を更新、経産省が工場や店舗の屋根に太陽光パネル義務化とされ連想買い集まる

■ペロブスカイト太陽電池の実用化で先行、報道に敏感な反応

 積水化学工業<4204>(東証プライム)は6月30日、再び上値を追う相場となり、6%高の2682.0円(144.5円高)まで上げて戻り高値を更新している。「曲がる太陽電池」として知られるペロブスカイト太陽電池の実証実験に関するリリースを6月12日に発表するなど、ペロブスカイト太陽電池の実用化で先行。6月30日に「太陽光設置目標を義務に、工場や店1.2万事業者対象、来年度から、ペロブスカイト導入促す」(日本経済新聞朝刊)と伝えられたことを受けて買い先行となった。

 「経済産業省は2026年度から、化石燃料の利用が多い工場や店舗をもつ1万2000事業者に屋根置き太陽光パネルの導入目標の策定を義務づける」(同)と伝えられた。積水化学は、2024年12月に三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東証プライム)の三菱UFJ銀行・大井支店(東京都品川区)などでフィルム型ペロブスカイト太陽電池の実証実験を行うと発表し、福島県や静岡県などとの導入実証も相次いで発表、ペロブスカイト太陽電池に関する報道に敏感な反応となっている。同様に、ペロブスカイト原料を手がける伊勢化学<4107>(東証スタンダード)やK&Oエナジーグループ<1663>(東証プライム)も動意づいている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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