メタウォーターが「女川町水産加工団地排水処理施設整備等事業」の代表企業に

写真=排水処理施設全景

■鹿島建設からメタウォーターに変更

メタウォーター<9551>(東1)は31日、宮城県女川町の水産加工団地での排水処理施設整備等事業に関して、排水処理施設の設計・建設の完了にともない、本事業の事業会社である特別目的会社「フィッシャリーサポートおながわ(SPC)」の代表企業が、15年3月31日付で鹿島建設からメタウォーターに変更になることとし、また、併せて滋賀県守山市から守山市環境センター運転管理・修繕長期包括業務の受注を発表した。

当事業は、「民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律(PFI法)」に基づくPFI方式が採用され、応募時の提案である本施設の設計・建設期間は、東日本大震災の復興事業を手がける鹿島建設がSPCの代表企業を務め、維持管理・運営期間はメタウォーターが代表企業を務めることを女川町が評価し、SPC株主間で定めた取り決めに従い、事業フェーズに応じた最適企業が代表企業を担うこととしている。

また、併せて滋賀県守山市から守山市環境センターにおける6年間の運転管理・修繕長期包括業務の受注も発表した。

当業務は、1985年より稼働し老朽化が進んでいる守山市環境センターを、6年間にわたり長期包括的に運転管理・修繕していくことで、1.保守と修繕が連携した適正な運転、2.突発的な故障等に対応する体制確保、3.現状に応じた計画的な修繕の実施などを図り、安全・安心に、また安定的・衛生的にごみの処理を行うことを目的としている。

同社はこれまで、廃棄物処理施設の建設から運営にいたるトータルソリューションを提供し、再資源化や施設の延命化等お客様のニーズに応えてきた。長年培ってきた実績とノウハウを活かし、施設の性能を最大限に発揮して、廃棄物の安定的かつ適切な処理の継続に努めていくとしている。

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