シナネンHDグループのミライフと浜松いわた信用金庫が脱炭素・スタートアップ企業の支援で協力を開始
- 2025/8/4 15:36
- プレスリリース

■浜松市のカーボンニュートラル実現を推進
シナネンホールディングス<8132>(東証プライム)の子会社で、関東エリアでLPガス・電気・灯油等のエネルギー販売事業を展開するミライフ(東京都品川区)は、自社の運営する脱炭素化サポートコミュニティ「seesaw」の取り組みの一環として、浜松いわた信用金庫(静岡県浜松市)とともに、浜松市のカーボンニュートラル実現、およびスタートアップ企業の支援に向けた協力を開始した。
この協力関係に基づく取り組みとして、2025年8月1日より、浜松いわた信用金庫が運営する「Co-startup Space & Community FUSE」と「seesaw」の連携・相互利用を開始するとともに、地域の脱炭素化の実証事業を支援するプログラムを検討していく。
■幅広くスタートアップの連携を図り脱炭素化
浜松市は令和2年3月に「ゼロカーボンシティ」を宣言し、「浜松市地球温暖化対策実行計画」のもと、2050年カーボンニュートラルの実現に向けて官民連携で様々な取り組みを進めている。
「seesaw」は脱炭素をテーマとしたコミュニティとして、スタートアップを中心に様々なソリューションを有する企業・団体が集い、2025年4月からは自社グループと参画企業と連携した新サービス「GXソリューション総合案内」を提供している。こうしたノウハウ・リソースを活用し、浜松いわた信用金庫とともに、地域の脱炭素化を推進し、浜松市のカーボンニュートラルを実現するため、同協力体制を構築することになった。
その協力による取り組みの一環として、市内でスタートアップが多く集まるコミュニティ・シェアオフィスである「FUSE」と連携することで、スタートアップ間での新たなつながりをつくり、脱炭素化のソリューション開発に向けた取り組みを支援していく計画だ。
■「seesaw」「FUSE」との主な連携内容
・「seesaw」「FUSE」の会員は、それぞれの利用料金で両方のシェアオフィスの利用が可能(※一部の利用プランに限り)
・浜松市内に本店登記がある法人には「seesaw」のコワーキング・プラン会員を月額1万円で提供(通常月額3万円)
・「seesaw」「FUSE」とのイベント(交流・セミナー等)の共同開催
(カーボンニュートラル関連スタートアップによるピッチイベント)等
今後は、シナネンホールディングスグループ、「seesaw」参画企業、「FUSE」参画企業とが連携し、「GXソリューション総合案内」で提供できるメニューも拡充。また、浜松いわた信用金庫とともに、浜松市が運営する地域企業とスタートアップのマッチングを行うプラットフォーム「ハマハブ!」とも連携し、地域のスタートアップ企業を巻き込んだ、脱炭素を含めた地域課題の解決に向けた実証を支援するプログラム「浜松・脱炭素インパクトチャレンジ」の実施も検討している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)