マーチャント・バンカーズが販売用不動産を売却、今回の売却益は1600万円程度(営業利益)

■収益用不動産を長期保有しつつ、十分な利益が見込める場合には売却

 マーチャント・バンカーズ<3121>(東証スタンダード)は8月4日の夕方、販売用不動産の売却について発表した。

 売却する物件の概要並びに日程は、川崎市多摩区の共同住宅(鉄骨鉄筋コンクリート造陸屋根4階建)で、決済・引渡日は2025年8月下旬(予定)。売却先の概要並びに売却価格については、売却先との守秘義務に基づく売却先の意向により、公表を控える。

 売却による売上高並びに売却益1600万円程度(営業利益)を、25年10月期第4四半期に計上する。本物件の売却による業績等に与える影響については、24年12月に公表した25年10月期の連結業績予想に織り込んでいる。

 なお、当該不動産は、安定的に賃貸収入を確保するため、長期的に保有しながら、売却により十分な利益が見込める場合には売却することを目的に取得した。売却により十分な利益を確保できる見通しが立ったことから、2025年1月に保有目的を変更し、有形固定資産から販売用不動産に振り替えることとし、当該不動産の売買取引は営業取引として会計処理する。

 同社は、安定的収益基盤の源泉として、長期的に収益用不動産を保有しているが、保有物件の入替を行い、引き続き、積極的に物件売却による利益も実現していく方針だ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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