日経平均は230円高で始まる、NY株反発が東京市場を牽引、企業決算への期待が買いを後押し

証券取引所 銘柄

 日経平均株価は8月5日、前日比230円30銭高の4万521円00銭で取引を開始した。前日の欧州株が全面高で反発した流れを受け、米国市場でもNYダウが6営業日ぶりに585ドル高と大幅反発し、S&P500やナスダック、半導体株指数SOXも揃って上昇した。こうした海外市場の動きが日本株にも波及し、東京市場では買い戻しが先行している。

 CMEの日経平均先物は4万585円となり、4日の終値に比べ295円高と、東京市場の先高感を示していたことも、朝方の上昇を後押しした。

 企業決算の本格化が進むなか、好業績銘柄を中心に物色が広がり、全体相場を支える材料となっている。ただし、為替市場では円高傾向が続いており、輸出関連企業の業績に対する警戒感も根強い。円高がさらに進行すれば、外需企業の収益圧迫要因となり、株価の上値を抑える可能性もある。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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