三菱重工が連日高値、オーストラリアの護衛艦共同開発を連日材料視、三菱電機や日本製鋼も高い

■11隻のうち日本での建造は3隻とされたが期待強まる

 三菱重工業<7011>(東証プライム)は8月6日、続伸一段高となり、5%高の3922.0円(173.0円高)まで上げた後も3900円前後で売買され、2日続けて実質的な上場来の高値を更新している。「オーストラリア次期フリゲート艦、日本製採用へ」(日経速報ニュース8月4日夜)などと護衛艦の輸出が続々伝えられ、同社が建造した「もがみ型」をベースに共同開発するとされたため買い材料視されている。

 報道によると、オーストラリアは11隻のフリゲート艦をそろえる計画について日本との共同開発で進めることを決定した。111兆円規模の案件になり、最初の3隻は日本で建造する見込みと伝えられた。レーダーなどに関連するとして三菱電機<6503>(東証プライム)も値上がりしており、鋼板や火砲で日本製鋼所<5631>(東証プライム)も高値に進んでいる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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