
■「心臓血管カンパニー」の売上収益0.7%増だが為替の影響を除けば6.8%増加
テルモ<4543>(東証プライム)は8月8日、再び急激に出直って始まり、取引開始後は10%高の2788.0円(258.0円高)まで上げ、今年6月30日以来の2700円台を回復している。7日午後に発表した第1四半期(2025年4~6月)連結決算で営業利益が前年同期比25.2%増加するなど好調に推移し、注目が再燃している。
この期は、為替相場が円高方向に推移した影響」に見舞われたが、「心臓血管カンパニー」の売上収益は0.7%増加(為替影響を除く伸長率は6.8%増)し、「血液・細胞テクノロジーカンパニー」の売上収益も4.0%増加(同11.6%増)。「グローバルで医療需要が拡大し、当社グループの販売は好調に推移」(決算短信より)した。通期業績予想前提レートは1ドル=140円、1ユーロ=160円。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)