【銘柄フラッシュ】あすか製薬など政策関連で活況高となりフーマイスターEは急伸

銘柄

27日は、「一億総活躍社会」に向けた緊急対策を個別の買い材料にブレイクダウンして選別買いする動きがあり、あすか製薬<4514>(東1)が不妊治療への補助などが注目されて8.0%高と目立って続伸し、JPホールディングス<2749>(東1)は幼児教育の拡充などが好感されて3.2%高と戻り高値。ただ、株価指数ベースでの反響は今ひとつとなった。

引き続き、米アップル社が「アイフォーン」などに有機ELパネルを採用すると伝えられたことなどを材料に、保土谷化学工業<4112>(東1)は7.4%高の大幅続伸となり、ケミプロ化成<4960>(東2)は2日連続ストップ高の26.0%高。また、韓国LGディスプレーが有機EL生産に向けて大型投資と伝えられ、日本ライトン<2703>(JQS)は19.7%高、平田機工<6258>(JQS)は26.0%ストップ高、フーマイスターエレクトロニクス<3165>(JQS)は27.5%ストップ高。

日本アジアG<3751>(東1)は未定だった配当予想の発表などが好感されて19.5%ストップ高になり、東証1部の値上がり率1位。ハローズ<2742>(東1)は東証1部昇格によるTOPIXへの算出開始が27日の終値からとされて14.9%高と上場来の高値に進み東証1部の値上がり率2位。日本管理センター<3276>(東1)は引き続き政府の「民泊」政策などが材料視されて8.9%高と戻り高値を更新し東証1部の値上がり率3位。

ブランジスタ<6176>(東マ)はゲーム子会社などに期待とされて20.0%ストップ高となり、データセクション<3905>(東マ)はソーシャルメディア管理サービスなどの米社との提携などが好感されて12.5%ストップ高。比較.com<2477>(東マ)は「民泊」関連などが言われて8.8%高と戻り高値に進んだ。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■歯周病の進行抑制に向け、老廃物除去と免疫調整の2軸で研究  ライオン<4912>(東証プライム)…
  2. ■バリア性能と印刷適性を両立、2030年までに10億円売上目指す  大日本印刷<7912>(東証プ…
  3. ■胃がん・大腸がん対策で「Train the Trainerプログラム」を展開  オリンパス<77…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  2. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…
  3. ■金先物相場を背景に産金株が収益拡大の余地を示す  東京市場では金価格の上昇を背景に産金株が年初来…
  4. ■大統領の交渉術が金融市場を左右し投資家心理に波及  米国のトランプ大統領は、ギリシャ神話に登場す…
  5. ■価格改定効果に加え9月以降の値上げで業績上乗せが期待される銘柄  今週の当コラムは、9月に価格改…
  6. ■9月1日に値上げラッシュの食品株は日銀バトルで小緩んでも株高持続性  まさに「パウエル・プット」…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る