【注目銘柄】ワシントンホテルは続落も窓埋めが煮詰まり業績上方修正と増配に買い直し余地

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 ワシントンホテル<4691>(東証スタンダード)は、前日4日に7円安の1500円と5営業日続落して引けた。同社株は、今年8月14日に今2026年3月期第1四半期(2025年4月~6月期、1Q)決算とともに、今3月期通期業績の上方修正と増配を発表し窓を開けて上場来高値1721円まで23%高し、高値での利益確定売りが続いて窓埋めの調整をしてきたが、窓埋めに煮詰まり感も強めており早めのバウンド買いも一法となりそうだ。テクニカル的にも、上場来高値へ買い進まれる過程で25日移動平均線が、75日移動平均線を上抜くゴールデンクロス(GC)を示現し、足元の調整ではこの25日線にタッチしており、下値支持線として意識される展開も想定される。

■大阪・関西万博などで客室稼働率が好調に推移し客室単価も上昇

 同社の今3月期業績は、期初予想より売り上げが6億円、営業利益が4億1000万円、経常利益が4億2000万円、純利益が4億1000万円それぞれ引き上げられ、売り上げ235億円(前期比10.1%増)、営業利益30億5000万円(同36.1%増)、営業利益24億6000万円(同40.2%増)、純利益24億2000万円(同20.1%増)と続伸を見込み、純利益は、前期に計上した法人税等調整額の一巡で減益転換を予想していたのが連続増益となる。

 近畿地区の7ホテルが、大阪・関西万博による集客効果を発揮し、名古屋、博多のホテルもインバウンド需要が続き、客室稼働率が好調に推移し、平均客室単価(ADR)も上昇したことなどが要因となった。同社の業績は、前期は第3四半期決算発表時に上方修正されたが、今期はこれよりも2四半期早い第1四半期決算発表時に上方修正されており、今後、業績再上ぶれ期待も高まってくる。今期配当は、業績上方修正につれ配当性向25%を目安とする配当方針に基づき期初予想の年間22円(前期実績20円)を26円に引き上げ、連続増配幅の拡大を予定している。

GC示現の25日線にタッチして下値を確認しPER7倍の修正に再発進

 株価は、今年4月のトランプ関税による世界同時株安時に1007円と下ぶれたが、今期業績の続伸予想・増配予定で1359円とリバウンドし、今期業績の上方修正・増配発表とともに窓を開けて上場来高値1721円まで300円超幅の急伸を演じ、25日線が75日線を上抜くGCを示現して上昇トレンド転換を示唆したものの、窓埋めの調整場面が続いた。この調整も、25日線にタッチして煮詰まり感を強めており、PER7.4倍の割安修正に再発進し、まず上場来高値を目指そう。(情報提供:日本インタビュ新聞・インベストメントナビゲーター:株式投資情報編集長=浅妻昭治)

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