
■アパレルを超えたブランド展開で市場浸透と価値最大化を狙う
マックハウス<7603>(東証スタンダード)は9月5日、主力ブランド「NAVY(ネイビー)」の独占的ライセンス契約を有限会社レインボーワークスと締結したと発表した。レインボーワークスは同ブランドの商標や著作物の使用権を取得し、商品企画や製造、販売、広告などライセンス事業を本格展開する。マックハウスはこれにより、ブランド収益の多角化と価値最大化を目指す方針を示した。
レインボーワークスは「おさるのジョージ」や「Jリーグ」、「ペプシ」など100以上の著名キャラクターやブランドを手がけるライセンス企業であり、豊富な実績と販路を有する。同社との独占パートナーシップを通じて、「NAVY」ブランドをアパレルにとどまらず、雑貨や生活用品、ホームグッズなどライフスタイル全般に広げ、より幅広い市場への浸透を図る狙いがある。
マックハウスは長年培った「NAVY」の認知度を基盤に、ライフスタイル領域へ拡張することでブランドの存在感を高める考えである。レインボーワークスのノウハウとネットワークを活用し、顧客の日常生活に密着した商品群を展開することで市場浸透度と収益機会を拡大し、ブランド価値向上と収益源の多様化を実現していく方針だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)