パーク24が急騰、カーシェアリングサービス「タイムズカー」、わかりやすい料金体系に12月改定
- 2025/9/9 10:21
- 株式投資ニュース

■距離料金割引を拡大し利便性向上
パーク24<4666>(東証プライム)は9月8日、159円高(7.86%高)の2182円(9時6分)まで上げて急反発している。同社グループのタイムズモビリティが9月8日、カーシェアリングサービス「タイムズカー」の料金体系を12月1日から一部変更すると発表した。新制度では、利用時間にかかわらず全ての利用で時間料金と距離料金を合算して計算する方式に統一し、これまで「タイムズカープログラム」のステージに応じて設定されていた個別の時間料金特典は廃止される。料金体系を分かりやすくすることを狙いとする。
新たな料金体系では、時間料金による全ての利用において最大20km分の距離料金を減免する仕組みを導入する。さらに、会員プログラム「タイムズカープログラム」における距離料金割引の対象を、従来のステージ4に加えてステージ3にも拡大する。これにより、従来は恩恵を受けられなかった中間層の利用者にも割引が適用され、利便性が高まるとみられる。ただし、ナイトパックによる利用は対象外となる。
同社は「ミヂカ・オトク・ベンリ」のコンセプトを掲げており、料金体系の見直しを通じて利用者のわかりやすさと公平性を重視する姿勢を鮮明にした。今後も利便性の拡充と快適な移動環境の提供に取り組み、安全で効率的なカーシェアサービスの普及を目指すとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)