マネーフォワード、スマートキャンプを譲渡、63億4400万円の特別利益を計上へ

■国内最大級SaaS比較サイト「BOXIL」運営会社、連結範囲から除外へ

 マネーフォワード<3994>(東証プライム)は9月19日、連結子会社スマートキャンプの全株式をエムキャップ二十一号に譲渡することを決議し、株式譲渡契約を締結したと発表した。これに伴い、スマートキャンプおよびその子会社ビズヒントは連結範囲から除外される。譲渡価額は守秘義務により非公表だが、公正なプロセスを経て決定され、最終的には資産や負債の調整を反映して確定する予定である。譲渡実行日は2025年11月4日を予定しており、各種法的手続きの完了を条件としている。

 スマートキャンプは国内最大級のSaaS比較サイト「BOXIL」や営業支援サービス「BALES」を展開しており、さらに子会社ビズヒントを通じて企業のDX導入や生産性向上を後押ししてきた。両社の直近の業績は成長を示しており、2024年11月期にはスマートキャンプが売上高40億4400万円、経常利益3億5900万円を計上し、ビズヒントも売上高13億3400万円、経常利益4億7700万円を確保している。マネーフォワードは今回の株式譲渡について、丸の内キャピタルの経営改善手法や三菱商事<8058>(東証プライム)グループのネットワークを活用することでスマートキャンプのさらなる成長が見込めると判断した。

 同件により、マネーフォワードは2025年11月期に63億4400万円の特別利益を計上する見込みである。なお、業績予想への影響については精査中としており、確定次第速やかに公表するとしている。スマートキャンプの株式譲渡はグループ全体の資本効率向上策の一環であり、今後の成長戦略の再構築に向けた資源配分の最適化を進める動きと位置づけられる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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