ノジマ、株主優待券を電子化、2025年12月分から導入へ
- 2025/9/22 16:41
- IR企業情報

■株主優待を紙から電子チケットに移行、環境負荷軽減と利便性向上
ノジマ<7419>(東証プライム)は9月22日、株主優待券を紙から電子チケットに切り替えると発表した。対象は2025年9月末時点の株主名簿に記載された株主であり、12月上旬に送付予定の優待から適用される。株主優待制度は株主への感謝と長期保有促進を目的に導入されてきたが、今回の電子化は環境負荷の軽減、利便性の向上、不正利用の防止を狙いとする。
従来の紙券に代わり、スマートフォンやタブレットを通じて利用可能な電子チケットが提供される。ログイン画面やマイページから安全にアクセスでき、利便性とセキュリティを両立させる仕組みが整えられている。なお、2025年6月に発送済みで有効期限が2026年1月31日の優待券は従来通り利用可能とされる。詳細はノジマのIRサイトで案内されている。
同社はあわせて、10月10日を基準日とする株式分割を実施することを既に開示している。今回の優待電子化は9月末基準日の優待から開始するが、2026年3月末以降の株主優待制度の詳細は今後改めて公表する予定である。ノジマは株主に対し理解と協力を求めており、持続可能性と利便性を両立させた株主優待の運用を進めていく方針を示した。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)