
■新NISAなど利用する買付がより活発化する可能性
ファンデリー<3137>(東証グロース)は9月26日の後場、一段と強い値動きになり、503円(15円高)まで上げた後も堅調で約2週間ぶりの500円台に進んでいる。2025年9月30日(火)を基準日として株式2分割を行う予定で、投資家がこの分割を受けるための買付期限(権利付最終日)は、きょう9月26日。この翌営業日は2分の1の株価で売買がスタートするが、株数が2倍になるため実際上の投資額(資産価値)に変更はない。
同社は8月15日に株式分割を発表し、「2025年9月30日(火)を基準日として、同日最終の株主名簿に記載または記録された株主の所有する普通株式を、1株につき2株の割合をもって分割する」とした。分割後は最低投資額も2分の1になるため、新NISA(小額投資非課税制度)などを利用する買付がより活発化する可能性が言われている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)