ネオジャパン、宮崎大学が教職員5,000名規模の情報基盤を刷新

■ネオジャパンのグループウェアなどを導入

 ネオジャパン<3921>(東証プライム)は、宮崎大学(宮崎県宮崎市)に、同社の提供するグループウェア『desknet‘s NEO(デスクネッツネオ)』および業務アプリ作成ツール『AppSuite(アップスイート)』が採用されたと発表した。導入は、教職員5,000名を対象とし、学内の情報共有と業務効率化を一層推進することを目的としている。2026年1月より本稼働を予定している。

 宮崎大学は、「世界を視野に、地域から始めよう」をスローガンに掲げ、地域との協働を通じた地方創生に貢献する高等教育機関である。学生の創造力と行動力を育む教育を推進するとともに、宮崎の自然や伝統文化を活かした持続可能な社会の構築を目指している。

【導入の背景】
 これまで宮崎大学では、部門や担当者ごとに異なる情報共有ツールが導入・運用されており、学内全体で統一された方針が存在しなかった。電子メール、Microsoft Teams 、Google Workspace、オンラインストレージ、共有フォルダ、既存システムのポータル機能などが併用されていた結果、以下のような課題が顕在化していた。
・ツールの乱立による業務の複雑化:複数のツールで同じ通知を発信する必要が生じ、通知漏れや確認漏れが頻発。
・発信者・受信者の負担増:業務が煩雑化し、情報の発信側と受信側の双方に大きな作業負担が生じていた。

【導入の目的】
 新たな情報基盤の導入により、以下の目的を達成することが期待されている。
・情報の一元化:学内に分散している情報を一つのプラットフォームに集約し、情報共有の効率化を図る。
・業務環境の単純化・効率化:煩雑な情報共有プロセスをシンプルにし、全教職員の業務負担を軽減。
・機能の活用と将来的な拡張:オンプレミスでの構築が可能であること、豊富な標準機能、そして『AppSuite』による応用・拡張性を評価し、将来的な学内DXの推進に向けた基盤とする。

【期待される効果】
 同システムの導入により、以下の効果が期待される。
・情報共有の迅速化と業務効率の向上
・ペーパーレス化の推進
・教職員の満足度向上

 宮崎大学 情報基盤センターの担当者は、「『desknet‘s NEO』を中心に、誰にとっても使いやすい業務環境を構築したい。これは業務のバリアフリー化を実現し、本学全体の業務改革につながる」と語っており、導入への期待は大きい。

 ネオジャパンは、宮崎大学における『desknet‘s NEO』および『AppSuite』の円滑な導入・運用を全面的にサポート。教職員がより快適で効率的な教育・研究活動に専念できる環境づくりに貢献するとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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