オラクル、「NetSuite Next」発表、対話型AIと自律型ワークフローを統合

■NetSuite刷新、AI主導で業務変革、自然言語で直感操作

 日本オラクル<4716>(東証スタンダード)は10月8日、米オラクル(NYSE:ORCL)が次世代型クラウドERP「NetSuite Next」を発表したと明らかにした。同製品は、AIとエージェント型ワークフローをスイート全体に組み込み、企業の業務効率と意思決定力を大幅に高める。自然言語処理による操作、データ可視化、ドキュメント処理の自動化などを通じて、直感的かつ信頼性の高い業務遂行を支援する。特に自然言語アシスタント「Ask Oracle」が中核機能として搭載され、対話型インターフェースを通じて複雑な分析やアクションを即時に実行できる設計となっている。

「NetSuite Next」は、反復的・複雑な業務をAIが自律処理する一方で、ユーザーの意思決定を尊重する設計を採用している。AIキャンバスやナラティブサマリー、エージェント型ワークフローなどの新機能を備え、業務知識の活用と自動化精度の向上を図る。カスタマイズの継続利用や既存のデータ資産の活用も可能で、「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」上に構築された統合基盤が、説明可能かつ監査可能なAI活用を実現する。

 提供開始はまず今後12カ月以内に北米市場で予定されており、25年以上にわたってクラウドERPを提供してきたOracle NetSuiteの新たなフェーズとなる。「NetSuite Next」は、企業の役割やポリシーに基づくAIアクションの整合性を保ちつつ、リアルタイムな意思決定やリスク回避、業務プロセスの進化を後押しする。世界219の国と地域、4万3000社以上が導入する同製品の刷新は、クラウドERP市場の変革に大きなインパクトを与える見通しである。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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