綿半HD、9月度は「狂安」施策が奏功 鮮魚・加工食品が好調

■客単価が全店・既存店ともに15カ月連続でプラスを継続

 綿半ホールディングス<3199>(東証プライム)は10日、2025年9月度の小売事業に関する月次業績を発表した。全店売上高および既存店売上高は前年同月比96.4%となったが、客単価は全店・既存店ともに102.5%と、15カ月連続で前年同月比プラスを維持した。

 9月度は、毎日驚異的な低価格で商品を提供する施策「狂安」に加え、積極的なプロモーション展開が奏功し、鮮魚や加工食品の売上が好調に推移した。

 一方で、前年に発令された南海トラフ地震注意報による災害対策需要の反動減が影響し、防災用品の売上は低調となった。これにより、売上および客数は前年を下回る結果となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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