アスクル、ランサムウェア被害で情報流出を確認、顧客・取引先などの一部データ外部流出

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■10月19日の攻撃以降、外部機関と連携し調査、現時点で二次被害の確認なし

 アスクル<2678>(東証プライム)は10月31日、10月19日に発生したランサムウェア攻撃によるシステム障害に関連し、同社が保有する顧客や取引先などの一部情報が外部に流出したことを発表した。攻撃発生直後にランサムウェア対策本部を設置し、関係当局への報告および外部専門機関と連携して調査を進めてきた結果、サーバへの不正アクセスにより一部ファイルの流出を確認したもの。現時点で流出情報を悪用した被害は確認されていないが、「なりすまし」や「フィッシング」メールの可能性があるとして注意を呼びかけている。

 流出が確認されたのは、事業所向けECサイト「ASKUL」「ソロエルアリーナ」および個人向けECサイト「LOHACO」の問い合わせ情報の一部、さらに商品仕入れ先の登録情報の一部である。氏名、メールアドレス、電話番号などが含まれるが、同社の決済システムは外部委託型のためクレジットカード情報は保持しておらず、流出の対象外となっている。

 同社は今後も外部専門機関の協力のもと詳細調査を継続し、新たな流出防止策と監視体制の強化を進める方針である。情報流出の対象となった関係先には個別に謝罪と連絡を行い、誠実に対応するとしている。また、個人情報保護委員会など関係当局への報告は完了しており、続報が判明次第公表する。11月4日には専用窓口を設置し、問い合わせ対応を開始する予定だ。同社は再発防止と信頼回復に全社を挙げて取り組むとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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