フジ・メディアHD、株主提案巡り60回超の対話実施を公表、取締役候補10名と個別面談

■一部報道の「協議に応じていない」との指摘を否定

 フジ・メディア・ホールディングス<4676>(東証プライム)は5月28日、株主提案を巡る協議状況について詳細な説明資料を公表した。同社によると、提案株主との間で株主提案受領後に計60回以上の対話を実施し、12名の取締役候補者のうち10名とは個別面談を行ったと説明。一部報道の「協議に応じていない」との指摘を否定した。

 資料では、4月以降の具体的な対話経緯を時系列で開示。3月から5月にかけて計64回のメール・電話・面談を実施し、特に4月には42回の対話を行ったと明らかにした。また、提案株主が要求した不動産事業のスピンオフについては「メディア系デベロッパーとしての強みを発揮している」として拒否した経緯を説明している。

 6月25日の株主総会を控え、同社は「改革アクションプラン」に沿ったガバナンス改革を推進中。政策保有株式を3年以内に1,000億円削減し、ROE8%達成を目指す方針を示した。取締役候補の選定プロセスについても、経営諮問委員会や独立社外取締役による厳正な審議を経たと強調している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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