
■「AI Visibility Score」でAEO課題を可視化、特許技術が基盤に
Speee<4499>(東証スタンダード)は11月11日、対話型AIによる「AI推奨・CV獲得プロセス」のボトルネックを特定する技術について特許を出願したと発表した。出願名称は「ウェブコンテンツAI検索可視性評価方法」で、AEO(Answer Engine Optimization)対策において自社製品がAIに「見つけてもらえるか」を評価する仕組みを備える。生成AI時代における検索行動の変化を踏まえ、SEOからAEOへの転換を支援する狙いがある。
同社は特許技術を基に「AI Visibility Score」を開発し、AIが情報を検知・理解・推奨・CVに至るまでの4段階を数値化。これによりAEO対策のボトルネックを可視化できるとしている。さらに成果指標「AIインパクトスコア」で間接的効果も測定するほか、50名超の専門アナリストが所属するAIリサーチ&イノベーションセンターを通じ、企業のデジタル戦略を支援する。今後も特許技術を応用した新サービス開発を推進し、AI時代のマーケティング変革をリードする方針である。
■AEO特許出願を材料に急騰、AI関連テーマ株として再評価進む
株価は一時2717円(9時39分)まで上昇し、前日比約9%高となった。発表の特許出願が材料視された。同社が提唱する技術が生成AI時代の新たなマーケティング手法として注目され、投資資金が流入したとみられる。特許関連のテーマ性やAI関連株への資金シフトが追い風で、年初来高値5750円からは半値圏にあり、再評価の動きが強まっている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)






















