日本エンタープライズ、SMEを子会社化、リユース事業を個人領域へ拡大

■2030年4兆円市場の需要取り込みへ、スマホから高級ブランドまで領域拡大

 日本エンタープライズ<4829>(東証スタンダード)は11月21日、SMEを子会社化すると発表した。スマートフォン関連を中心に拡大してきたリユース需要の高まりを背景に、同社は中古端末やIT機器の取引拡大に対応する体制強化を進めており、SMEの買収によって事業領域の拡充を図る。リユース市場は2030年に4兆円規模へ拡大すると予測されており、法人向け中心の既存サービスを個人分野にも広げる狙いがある。

 SMEは、大阪のラボが展開する「ブランドラボ」のフランチャイズ店を運営し、金や高級ブランド品を中心に買取・販売を行う企業である。安全資産とされる商材を扱う点が特徴で、今後の安定的な需要が見込まれる。同社を完全子会社化することで、日本エンタープライズグループのリユース事業は商材の多様化と顧客層の拡張が期待されるほか、SME側でもサービス体制の充実と業務効率化が進む見通しである。

 株式取得は11月21日に取締役会で決議し、同日に契約を締結、株式譲渡は11月28日に実行される予定である。取得株式数は100株(議決権100%)で、SMEは完全子会社となる。同件による2026年5月期連結業績への影響は軽微と見られるが、同社は中長期的な経営基盤の強化と企業価値向上につなげる方針である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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