三菱重工業、カタール向けに最新鋭JAC形ガスタービン4台を初受注

■2028年運転開始予定、送電容量約20%分の電力と淡水供給を担う

 三菱重工業<7011>(東証プライム)は1月14日、カタールで進む発電造水プロジェクト「ファシリティE」に向け、最新鋭のM701JAC形ガスタービン4台を初めて受注したと発表した。受注は、同プロジェクトの事業主体であるラス・アブ・フォンタス パワー カンパニーから、EPC取りまとめを担う韓国サムスンC&Tと協力して獲得したもので、JAC形のカタール向け受注は今回が初となる。

 ファシリティEは、首都ドーハ南方約25キロのラス・アブ・フォンタス地域に建設され、2028年の運転開始を予定している。完成後は、カタールの送電容量の約20%に相当する240万kWの電力と、1日当たり49万5,000トンの淡水を供給する見通しで、電力と水需要の増大に対応する基幹インフラとして機能する。

 同社はガスタービン4台と関連機器を供給するとともに、ラス・アブ・フォンタス パワー カンパニーと長期保守契約(LTSA)を締結し、商業運転開始後の安定運転を支援する。JAC形は高効率・高信頼性に加え、水素混焼能力を備えた最新鋭機種で、低炭素化を掲げるカタールの「National Vision2030」に沿い、同国の長期的なエネルギー戦略の実現に貢献する。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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