FRONTEOと日華化学が共創、化粧品向け新規標的分子の探索開始、AI創薬支援を化粧品に応用

■DDAIFと毛髪研究の融合、髪と頭皮の悩みに新たな解決策

 FRONTEO<2158>(東証グロース)と日華化学<4463>(東証プライム)は8月5日、AI創薬支援サービス「Drug Discovery AI Factory(DDAIF)」を活用し、化粧品領域における新規標的分子の探索を目的とした共創プロジェクトを開始したと発表した。同プロジェクトでは、日本人の毛髪・頭皮・皮膚に関する知見を有する日華化学と、AIによる標的分子探索に強みを持つFRONTEOが協業し、化粧品有効成分の利活用および製品化に向け、症状に関連する遺伝子の特定やメカニズム解明を進める。

 日華化学では、美髪再生を掲げる「デミ毛髪科学研究所」が主導し、DDAIFの高精度な解析技術によって、研究初期段階での仮説生成が可能になると期待している。髪に関する悩みを抱える人々の課題解決に資する製品開発の加速が狙いである。一方、FRONTEOは、自然言語処理に特化したAI「KIBIT」の非連続的発見能力が、異分野融合によりさらに強化されるとして、革新的な製品創出やユーザーのQOL向上への寄与を目指す。

 日華化学は、界面活性技術を軸に化学品・化粧品事業を展開し、美容室向けブランド「デミ コスメティクス」を通じて毛髪・頭皮研究を推進してきた。FRONTEOは創薬支援やライフサイエンスAIを手がける企業で、DDAIFはすでに多くの製薬企業との共創実績を有する。両社の知見と技術の融合によって、化粧品開発における新たなアプローチが期待されている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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