東京ガスがタイで天然ガス火力発電事業へ

■東南アジアで初めて

 東京ガス<9531>(東1)は3日、子会社の東京ガスアジア社がタイで天然ガス火力発電所「バンボー発電所」を所有・運営するイースタンパワー&エレクトリックカンパニー社の株式28%を、トタルガス&パワータイランド社から取得したと発表した。東京ガスが東南アジアで発電事業へ参画するのは初めてとなる。

 タイ王国では、堅調な経済発展により、電力市場は今後も約3%の成長が見込まれており、そのなかでも天然ガス火力は電源構成の約6割を占めるなど、同国の電源開発計画において今後も重要な役割を担っていく。

 同発電所は、タイの首都バンコクから南東に位置し、ガスタービンコンバインドサイクル発電方式の発電所で、2003年の営業運転開始以降、安定した操業を継続している。また、タイ発電公社との間に、2023年までの長期売買契約を締結しており、安定した収益が期待できる。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シスルナ経済圏構築に向け、グローバルなパートナーシップを強化  ispace(アイスペース)<9…
  2. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  3. ■物価高・人手不足が直撃、倒産件数29カ月連続で増加  帝国データバンクの調査によると、倒産件数が…
2024年12月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

ピックアップ記事

  1. ■業績上方修正、増配、自己株買い…メガバンクが躍進  同コラムでは、11月11日付けで業績を上方修…
  2. ■サンタクロースはGPIF?日経平均急騰の背景と、日米中銀の思惑  突如、「餅つき相場」、「クリス…
  3. ■低位株と割安銘柄で挑む12月決算市場  12月期決算銘柄の師走相場では、業績を上方修正し増配を発…
  4. ■師走相場、守りと攻めの二刀流で挑む年末投資戦略  「守るも攻めるも」あと1カ月である。師走相場が…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る