【引け後のリリース】18日上場のgumiオーバーアロットメントの売出し行なわず

引け後のリリース

■株価はPER90倍下回り上場直後に比べて割安感が

12月18日に東証1部に直接上場となったgumi(グミ)<3903>(東1)は29日の大引け後、12月1日に決議した普通株式178万株の第三者割当増資ついて、割当先である野村證券からの通知により、発行予定株式数の全株につき募集株式を発行しないと発表した。同社は上場の際に公開株(公募新株発行)を150万株、売り出しを1036万7200株(ほかにオーバーアロットメント方式による売り出しを178万株)行なったが、これらのうちオーバーアロットメント方式による売り出しを行なわないことになる。

発表によると、東証1部への上場に伴う公募による募集株式発行並びに引受人の買取引受による株式売出しに関連して、野村證券株式会社を売出人として、当社普通株式1,78万株の売出し(オーバーアロットメントによる売出し)を行った。本第三者割当増資は、このオーバーアロットメントによる売出しに関連して、gumiの株主である國光宏尚氏(同社社長)より借入れた当社普通株式の返却を目的として、野村證券を割当先として決議された。

29日の株価終値は2786円(44円安)。高値は上場当日の3340円で、その後の安値は25日の2645円。同社は今4月期の業績予想を連結1株利益31円30銭としており、PERは90倍いかになり、上場直後の100倍台からは割安感が出てきた。

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