【編集長の視点】フルッタフルッタは直近IPO株人気再燃に新商品発売が加わり反発

編集長の視点

フルッタフルッタ<2586>(東マ)は、65円高の4000円と反発して始まっている。同社株は、昨年12月17日に新規株式公開(IPO)され、12月19日、25日に3800円台まで売られたが、この両安値で目先のダブル底を確認、下げ過ぎとして直近IPO株人気が再燃している。昨年12月24日から同社主力のブラジル・アマゾン産のスーパーフルーツ「アサイー」の新商品「アサイーヌーボー」シリーズを数量限定で全国発売したことも、同社知名度のアップにつながるとしてフォローの材料視されている。

■スーパーフルーツのパイオニアとして業績も連続の2ケタ増収増益と好調

「アサイー」は、日本人移住者によって作られたアマゾン最大の農協「CAMTM」が、荒廃したアマゾンの森林の再生と商業生産を両立させる世界初のアグロフォレスト農法を確立して栽培しており、同社は、同農協と独占販売権契約をして、スーパーフルーツの日本のパイオニアとして、「アサイー」飲料などを直接販売するナショナル・ブランド事業や、提携先と高付加価値の新カテゴリー製品を開発・先導するアグロフォレストリー・マーケティング事業、カフェ運営・ネット通販を行うダイレクト・マーケティング事業を展開している。

この「アサイー」は、アマゾンの過酷な環境下でフルーツが自ら生き残るために活性酸素と戦い抗酸化成分のポリフェノール、カロチン、カリウムなどの栄養素を蓄え「天然のサプリメント」といわれている。とくに12月24日から発売した「アサイーヌーボー」は、2014年夏以降に新収穫されてアサイーを使用、収穫から3カ月以内の果実は、従来品の2倍の油脂分を含有し、このなかに動脈硬化の原因となる悪玉コレストロールを抑えるオレイン酸や、中性脂肪を減少させ心血管疾患やアレルギーを改善させる必須リノレン酸などが豊富となっている。

業績も、「アサイー」を含めたアマゾンフルーツの加工品が、女性やシニア層の健康志向にマッチし市場を拡大させて増収増益を続けている。今3月期業績は、売り上げ36億5700万円(前期比27.3%増)、営業利益3億700万円(同24.8%増)、経常利益2億9300万円(同22.6%増)、純利益1億7100万円(同11.8%増)と見込んでいる。

■再度の公開価格割れでダブル底を確認し下げ過ぎ訂正に再発進

株価は、公開価格4290円でIPOされ6500円で初値をつけ上場来高値6720円まで買い進まれ、同安値3825円まで売り込まれ、いったん4310円とリバウンドしたものの再度、公開価格割れの3860円まで調整し4000円台出没を続けてきた。公開価格割れダブル底からの下げ過ぎ訂正で調整幅の3分の1戻し、半値戻しとリバウンド幅を拡大しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)

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