【編集長の視点】アクアラインは連続最高業績を見直し設立記念配当権利取りもオンして3連騰

編集長の視点

 アクアライン<6173>(東マ)は、10円高の885円と3営業日続伸して始まり、今年2月12日につけた上場来安値760円からの底上げに弾みをつけている。2月期の期末接近とともに、今2016年2月期業績の過去最高更新業績、続く来2017年2月期業績も続伸が観測されていることを見直し下げ過ぎ訂正買いが増勢となっている。また期末に設立20周年の記念配当2円を上乗せして10円(前期実績8円)に増配することも、権利付き最終日の2月24日直前で配当権利取りの動きにつながっている。

■業務提携先との関係を強化し水まわり緊急修理事業の受注件数が増加

 同社の今2月期業績は、昨年8月のIPO(新規株式公開)時に売り上げ35億7900万円(前期比8.9%増)、営業利益2億7200万円(同23.6%増)、経常利益2億6100万円(同20.8%増)、純利益1億5200万円(同2.33倍)と大幅続伸が予想され、配当も、IPO時予想の年間8円を設立20周年期記念配当2円を上乗せして10円への増配を予定している。

 屋号を「水道屋本舗」として全国展開している水回り緊急修理事業が、昨年11月に業務提携した西部ガス<9536>(東1)などの提携先との関係強化を背景にして受注件数・施工単価とも堅調に推移し、学校・ホテルなどの納品先のオリジナルブランドで製造するミネラルウォーターのプライベート商品販売も、次々に新規クライアントを獲得していることなどが要因となる。

 今年1月13日に発表した今期第3四半期(3Q)業績の通期業績対比の進捗率は、売り上げ、利益とも目安の75%を下回って着地したが、第4四半期が、同社の繁忙期になるだけに通期大幅増益業績の達成に問題はない。続く来2017年2月期業績も続伸が有力で、東洋経済会社四季報最新号では、純利益を1億8000万円と連続過去最高更新と観測している。

■PER10倍台の割安修正で三角保ち合いを上放れまず公開価格を目指す

 株価は、公開価格1250円に対して1521円で初値をつけ上場来高値1563円まで買い進まれたが、昨年夏の中国ショックによる世界同時株安で970円安値まで第一段の調整をした。同安値からは今期第2四半期累計業績の好決算をテコに下げ過ぎとして底上げして今年1月に1138円までリバウンドしたが、年明け後の再度の世界同時株安の波及で上場来安値760円へ突っ込み第二段調整をし、下げ過ぎとして100円超幅の底上げをし、25日移動平均線での三角保ち合いに煮詰まり感を強めている。PER10倍台の割安修正で保ち合いを上放れ、1月の戻り高値奪回から公開価格1250円を目指し騰勢加速となろう。(本紙編集長・浅妻昭治)

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