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引け後のリリース

■日本下水道事業団と4者からなる共同研究体が提案し採択される

 IHI<7013>(東1・売買単位千株)グループのIHIエンジニアリングと帝人<3401>(東1・売買単位千株)は6日、長野県辰野町と連名で、国土交通省が実施する下水道革新的技術実証事業(B-DASH プロジェクト)に提案したた「特殊繊維担体を用いた余剰汚泥削減型水処理技術実証事業」が平静28年度(2016年度)の実施事業に採択されたと発表した。

 発表によると、地方共同法人・日本下水道事業団とあわせた4つの法人・自治体からなる共同研究体が提案した。

 中小市町村が管理する小規模下水処理場では、汚水処理の単位体積あたりのコストが高く、下水道経営が地方財政を圧迫する要因の一つとなっており、下水道経営の健全化が希求されている。特に、維持管理費全体に占める汚泥処分費や運転管理委託費の割合が全国平均と比較して大きく、下水処理場の運営上の課題となっている。

 こうした中で、本提案により実証する技術は、人口減少や高齢化による技術者不足、財政難など多くの課題を抱える中小市町村の下水道経営の改善、持続的な下水道経営の実現に大きく貢献するもので、(1)余剰汚泥発生量を大幅に削減、(2)汚泥処分費、汚泥処理に係る薬品費、電力費を削減、(3)活性汚泥濃度や汚泥返送量等の管理が不要で運転管理が容易、などの特徴がある。

 IHIの6日の株価終値は206円(2円高)となり、帝人の6日の株価終値は366円(3円安)だった。

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