ロゼッタが「業績説明資料」など好感し約1週間ぶりに年初来高値を更新

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■プロ翻訳者に匹敵する翻訳機の完成に向けて研究開発を加速

 自動翻訳システムなどのロゼッタ<6182>(東マ・売買単位100株)は20日の後場寄り後に3390円(475円高)まで上げ、約1週間ぶりに年初来の高値を更新し、値上がり率も16%でマザーズ市場の5位前後に進んでいる。18日、さる14日に発表した2016年2月期決算の「業績説明資料」を同社HPに公開。決算短信にある以上の内容が見て取れるということで注目し直す動きが広がったようだ。

 17年2月期の連結純利益は前期比17%増の1.64億円を計画し、過去最高だった13年2月期の1.91億円に迫る見通し。業績説明資料では、「2025年にプロ翻訳者に匹敵する翻訳機を完成させるという目標実現に向けて特に研究開発を加速」などとし、開発費は15年2月期実績の4600万円、16年2月期の同5200万円をさらに増強して17年2月期は8300万円を計画する。

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