【株式市場】好決算銘柄が強く円安再燃なども好感し日経平均は急反発

株式市場

◆日経平均の前引けは1万6193円47銭(86円75銭高)、TOPIXは1305.79ポイント(7.47ポイント高)、出来高概算(東証1部)は8億1114万株

チャート3 9日前場の東京株式市場は、米国の4月米雇用統計などを受けて円安基調が再燃し、日経平均は前売買日(6日)まで6日続落だったこともあり、先物の買い戻し主導で朝方に186円14銭高(1万6292円86銭)まで上げた。ただ、円安にもかかわらずキヤノン<7751>(東1)が軟調など、主力株の足並みが今ひとつそろわず、前引けの日経平均は86円75銭高(1万6193円47銭)となった。主な株価指数はすべて高い。

 小野薬品工業<4528>(東1)三井海洋開発<6269>(東1)など6日に好決算を発表した銘柄が上げ、ワイヤレスゲート<9419>(東1)アライドテレシスホールディングス<6835>(東2)は全国の小中高校に無線LANを導入との報道や教科書のデジタル化などが材料視されて活況高。マンションなどのアスコット<3264>(JQS)は筆頭株主による一部株式売却などが思惑視され6日連続ストップ高。

 東証1部の出来高概算は8億1114万株、売買代金は7728億円。1部上場1951銘柄のうち、値上がり銘柄数は1259銘柄、値下がり銘柄数は566銘柄となっている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■祝日と金融政策が交錯する7月  7月は、7月21日が「海の日」が国民の祝日に制定されてからフシ目…
  2. ■「MMGA」効果の造船株・海運株は「海の日」月間キャンペーン相場も加わり一段高を期待  あと1カ…
  3. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  4. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  5. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  6. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る