リプロセルがiPS細胞による眼の難病治療報道など材料に急伸

銘柄 相場欄

■英国子会社2社の組織再編合併を発表し業績回復の期待も

 iPS細胞研究試薬などのリプロセル<4978>(東1・売買単位100株)は7日、大きく出直る始まりとなり、10時30分を過ぎて16%高の500円(68円高)前後で推移。出来高も5月の一日平均を大きく上回っている。「理化学研究所と神戸市立医療センター中央市民病院、京都大学と大阪大学で作るグループが眼の難病治療に他人のiPS細胞を用いた臨床研究を始める」(NHKニュースWEBより)などと伝えられたことが連想買いにつながったとの見方が出ている。

 6月6日付で英国子会社2社の組織再編合併を発表したことも好感されたようだ。当面は業績が水面下のため期待材料に短期的な反応をする展開が繰り返されるとの見方だが、中期計画などが進み業績がともなってくれば値動きも違ってくる可能性がある。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■円安と生産コスト上昇が直撃、値上げ難で経営圧迫  ステーキ店の経営悪化が鮮明になっている。帝国デ…
  2. ■キュリティと利便性を両立、グローバル展開を視野に  TOPPANホールディングス<7911>(東…
  3. ■四つの戦略で推進、中突堤・京橋・新港突堤西の一体開発  兵庫県神戸市は2012年から進めてきたウ…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  2. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…
  3. ■トランプ相場圏外から「コメ」が主役へ!備蓄米争奪戦が炙り出す新テーマ株  今週の当コラムは、「ト…
  4. ■「備蓄米」争奪戦の裏で石破内閣の命運を握るコメ価格高騰  まさに「令和の米騒動」である。江戸時代…
  5. ■瞬速で織り込む相場:投資家が知るべき新常識  昨今のマーケットは、超スピード相場である。好材料に…
  6. ■株価防衛の鍵を握る自社株買い  自己株式取得は企業の株価を下支えする手段として注目されているが、…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る