リプロセルがiPS細胞による眼の難病治療報道など材料に急伸

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■英国子会社2社の組織再編合併を発表し業績回復の期待も

 iPS細胞研究試薬などのリプロセル<4978>(東1・売買単位100株)は7日、大きく出直る始まりとなり、10時30分を過ぎて16%高の500円(68円高)前後で推移。出来高も5月の一日平均を大きく上回っている。「理化学研究所と神戸市立医療センター中央市民病院、京都大学と大阪大学で作るグループが眼の難病治療に他人のiPS細胞を用いた臨床研究を始める」(NHKニュースWEBより)などと伝えられたことが連想買いにつながったとの見方が出ている。

 6月6日付で英国子会社2社の組織再編合併を発表したことも好感されたようだ。当面は業績が水面下のため期待材料に短期的な反応をする展開が繰り返されるとの見方だが、中期計画などが進み業績がともなってくれば値動きも違ってくる可能性がある。

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