4年ぶり再上場のソラストも公開価格に近い水準で初値つく

株式市場 IPO 鐘

■公開価格でのPERは約16倍

 29日は2銘柄が新規上場となり、4年ぶりに再上場となるソラスト<6197>(東1・売買単位100株)は、2012年に経営陣主体の買収(MBO)によって非上場企業になった旧・日本医療事務センターが事実上カムバックした。公開価格は1300円で、9時9分に公開価格をやや下回る1222円で初値がつき、その後は1227円をつけて売買をこなしている。

 今期の会社側の予想1株利益は81円82銭になり、公開価格でのPERは約16倍。比較対象銘柄としては、シップHD(3360)のPER17倍前後、ニチイ学館(9792)のPER99倍前後、などが挙げられている。

 もう1銘柄のコメダホールディングス<3543>(東1・売買単位100株)も9時9分に公開価格1960円をやや下回る1867円で初値がついた。

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