巴川製紙所は「銅繊維シート」など材料に連日大幅高

銘柄 上がる 上昇 高い ストップ高

■約5年半ぶりに300円台を回復

 巴川製紙所<3878>(東1・売買単位100株)は4日も大幅高となり、昨日のストップ高に続き、11時にかけては13%高の321円(38円高)前後で推移。手掛かり材料としては、5日付の日刊工業新聞で「直径20マイクロメートル(マイクロは100万分の1)の微細な銅線を抄造加工した銅繊維シートを開発した」と伝えられたことが言われている。

 300円台は2011年2月以来になり、約5年半ぶり。PERは300倍に達するため判断基準にならないが、この7年ほどはザックリ見て150円前後から300円前後の幅でもみ合う往来相場が続いてきたため、下値鍛錬を経た上での上げ相場と見て注目する様子がある。

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