京写が業績動向など評価し直す雰囲気となり戻り高値を更新

株式市場 銘柄

■全体相場の底上げが強まり出遅れ感も

 プリント配線板の世界的大手・京写<6837>(JQS・売買単位100株)は24日の前場、318円(14円高)をつけて戻り高値を更新し、6月中旬以来の水準に進んだ。足元の業績動向は上期の円高の影響があるが、車載向けやLED向けなどの主用途は好調で、両面プリント板の拡大も進展している。

 2020年度までの中期計画を連結売上高280億円(2017年3月期の予想は200億円)、営業利益17億円(同7.5億円)などとし、改めて評価し直す雰囲気が広がっている。全体相場の底上げが強まってきたため出遅れ感があるようで、今年初の400円前後の水準に復帰しても不自然ではないとの見方が出ている。

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