【業績でみる株価】かどや製油は17年3月期第3四半期累計が大幅増益、通期業績・配当予想を増額修正

 ごま油首位のかどや製油<2612>(東1)は31日、490円高(10.3%高)の4740円まで上げて急伸している。1月30日発表した17年3月期第3四半期累計の非連結業績は大幅増益だった。そして通期の業績予想と配当予想を増額修正した。株価は好業績を評価して高値更新の展開が期待される。

 17年3月期第3四半期累計(4~12月)の非連結業績は、売上高が前年同期比6.0%増の218億78百万円、営業利益が同2.2倍の29億45百万円、経常利益が同30.2%増の25億84百万円、純利益が同37.0%増の17億51百万円だった。

 販売数量がごま油全体11.8%増、食品ごま6.1%増と好調に推移した。コスト面では充填工場新設稼働で減価償却費が増加し、販管費では家庭用ごま油等の拡販で販売経費が増加したが、原料の払出価格および燃料費の減少が寄与して大幅増益だった。

 通期の非連結業績予想は、売上高を18億円増額して前期比4.3%増の283億円、営業利益を10億円増額して同2.2倍の35億円、経常利益を8億円増額して同44.5%増の33億円、そして純利益を9億80百万円増額して同84.4%増の26億50百万円とした。配当予想は期末40円増額して年間110円(期末一括)とした。前期との比較では50円増配となる。

 株価は高値更新の展開で1月12日には4865円まで急伸する場面があった。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドである。31日は490円高(10.3%高)の4740円まで上げて急伸している。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

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