【株式評論家の視点】はてなはサーバー監視サービス「マカレル」で事業拡大へ、25日移動平均線を目安に下値を固めるか

株式評論家の視点

 はてな<3930>(東マ)は、2001年の創業とともに『人力検索はてな』を世に送り出したはてなは、更新チェックサービス『はてなアンテナ』やブログサービス『はてなダイアリー』『はてなブログ』、ソーシャルブックマークサービス『はてなブックマーク』など、これまでにはなかったサービスを次々と創出している。

 インターネット上で利用者自身がテキストや画像、映像などのコンテンツを発信することができる場を提供する、ブログを始めとしたUGCサービスの利用は、スマートフォンなど情報通信端末の普及に沿ってますます拡大しているが、コンテンツプラットフォームサービスにおいては、機能開発やサーバー等への投資により、投稿や閲覧をより便利にしていくことで更なる拡大を進めている。 コンテンツマーケティングサービスにおいては、企業がインターネットを活用して動画、画像、テキストを提供し、潜在顧客の認知や興味関心を獲得する重要性がますます増していることから、「はてなブログMedia」の拡販を 行うことで、更なる事業拡大を図っている。 テクノロジーソリューションサービスにおいては、受託開発・運営のみならず、他社システムに対して「Mackerel (マカレル)」の導入を提案し、事業の拡大に取り組んでいる。

 今2017年7月期第1四半期業績実績は、売上高が4億6700円(前年同期比12.4%増)、営業利益が9600万円(同23.8%減)、経常利益が9600万円(同22.2%減)、純利益が5900万円(同25.3%減)に着地。

 今17年7月期業績予想は、売上高が18億6600万円(前期比19.7%増)、営業利益が2億5300万円(同0.1%増)、経常利益が2億5200万円(同7.4%増)、純利益が1億5000万円(同4.4%増)を見込む。

 株価は、KDDIが提供する法人向けクラウド基盤サービス「KDDIクラウドプラットフォームサービス」(KCPS)に、サーバー監視サービス「Mackerel(マカレル)」が採用との発表を手掛かりに、1700を軸としたモミ合いを上放れし、2109円と急伸。再度、モミ合いとなっている。マカレルの導入提案による事業拡大に対する期待感が高まっており、今月28日に予定される今17年7月期第2四半期決算発表で、業績が順調に推移すれば、十分買い直される可能性はある。25日移動平均線に届けば値ごろ感が出てくることから、下値を固めてくるか注目したい。(株式評論家・信濃川)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■大阪・関西万博で下りスループット約24%改善、首都圏施設で運用開始  ソフトバンク<9434>(…
  2. ■激動の東アジアを生き抜く日本の戦略とは  CEメディアハウスは1月27日、ニューズウィーク日本版…
  3. ■TOB80社、MBO32社と高水準を維持  東京商工リサーチは1月20日、2025年に上場廃止を…
2026年3月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

ピックアップ記事

  1. ■経営統合や事業転換、ブランド強化など多様な狙いが背景  社名変更は、経営統合、事業構造転換、持株…
  2. ■4月相場を直撃する「トリプル安」、新年度相場は出鼻から波乱含み  4月1日は元来、証券業界にとっ…
  3. ■JR東日本、約40年ぶり運賃改定で鉄道株に注目  JR東日本<9020>(東証プライム)は3月1…
  4. ■中東情勢の行方が左右する「彼岸底」シナリオと原油危機回避の可能性  願わくば少なくともアノマリー…
  5. ■投資バリューは中立も株価材料として機能する局面も  株式市場は3月相場入りを控え、株式分割銘柄の…
  6. ■東京市場、株式分割ラッシュ拡大、値がさ化の進行が契機  3月相場は、また「二日新甫」である。「二…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る