【銘柄フラッシュ】野村マイクロなど急伸し東芝は何と22%高

銘柄

 22日は、東芝<6502>(東1)が前後場とも一段高となり、半導体事業の売却観測を巡る金額への期待や買収・出資に米マイクロン・テクノロジーやアップルが関心を示すといった憶測が飛び交い22.3%高。東証1部の値上がり率1位。3日ぶりに200円台を回復。

 楽天<4755>(東1)は社員が覚せい剤を密輸した疑いで逮捕と伝えられたが反応なく21日発表の自社株買いの買い付け上限株数が発行株数の8.4%と大きいことなどが好感されて9.4%高。ベクトル<6058>(東1)は子会社でプレスリリース配信サイトなどのPRタイムズ<3922>(東マ)が小学館のサイトに企業ニュースを配信との発表などが材料視されて9.2%高。ルネサンス<2378>(東1)は経済産業省などが選定する「健康経営優良法人2017」~ホワイト500~に認定されたこと4.1%高と昨年来の高値を更新。

 FDK<6955>(東2)は高性能ニッケル水素電池の開発で急伸した2月16、17日の相場が再燃とされて一時17.7%高と急伸。第一稀元素化学工業<4082>(東2)は2月13日の四半期決算発表を受けて翌日から断続的に上値を追っており、4日続けて昨年来高値の5.4%高。

 JMC<5704>(東マ)は今期の大幅増益見通しや心臓カテーテルシミュレーターなどが言われて昨日のストップ高に続き15.9%高と大幅続伸。エディア<3935>(東マ)は新作スマートフォンゲームの配信開始などが言われて15.5%高。アスカネット<2438>(東マ)は空中結像装置の販売サイト開設などを機にした急伸相場が再燃とされて10.8%高。リファインバース<6531>(東マ)は21日に四半期決算の補足資料を自社Webにアップして見直され、3月末の株式分割への期待も再燃し7.6%高。

 野村マイクロ・サイエンス<6254>(JQS)は前週の業績・配当予想の増額を好感する相場が衰えず2日連続ストップ高の20.9%高。朝日ラバー<5162>(JQS)は前引け後に「白河第二工場」(福島県)の竣工を発表したとされて5.6%高となった。

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