【株式市場】経済に手厚い内閣に期待強まり日経平均は4日ぶりに2万円台を回復

株式

◆日経平均の終値は2万80円04銭(94円25銭高)、TOPIXは1634.38ポイント(5.88ポイント高)、出来高概算(東証1部)は17億1845万株

チャート15 2日後場の東京株式市場は、内閣改造に関する報道が増える中で経済に手厚い布陣を期待する様子があり、JFEホールディングス<5411>(東1)は1日に発表した四半期決算にこうした期待が加わる形で一段ジリ高。日経平均は13時頃に前場の高値を上抜いて127円94銭高(2万113円73銭)まで上げた。大引けでの2万円台は7月27日以来4取引日ぶり。前引けは安かった東証2部指数も高くなり、東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 後場は、三菱商事<8058>(東1)が14時の第1四半期決算発表後に高下しながら一段と強含み、リミックスポイント<3825>(東2)は仮想通過ビットコインを巡る情勢の安定化を受けて一段ジリ高。ソネット・メディア・ネットワークス<6185>(東マ)はネットショップ向けの最新の集客支援サービスなどが注目されて反発幅を拡大。ホリイフードサービス<3077>(JQS)ペッパーフードサービス<3053>(東2)との提携発表を契機に上げてストップ高。

 出来高概算は17億1845万株(前引けは8億2783万株)、売買代金は2兆4510億円(同1兆1613億円)。1部上場2022銘柄のうち、値上がり銘柄数は1172(同1041)銘柄、値下がり銘柄数は719(同848)銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は18業種(前引けは16業種)となり、値上がり率上位の業種は、電気機器、鉄鋼、その他製品、化学、空運、機械、精密機器、ゴム製品、海運、などだった。(HC)

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