【株式市場】日経平均は小反落だが建設株や鉄鋼株など高くTOPIXは続伸

株式市場 日経平均株価

◆日経平均の終値は1万7987円09銭(17円68銭安)、TOPIXは1462.07ポイント(2.64ポイント高)、出来高概算(東証1部)は23億1660万株

チャート5 17日後場の東京株式市場は、朝方の円高が鈍化したことや上海株式の7日続伸などが好感され、パナソニック<6752>(東1)日産自動車<7201>(東1)が一段強含むなど、主力株に上値を追う銘柄が見られ、日経平均は14時過ぎに一時4円68銭高(1万8009円45銭)まで堅調転換する場面があった。TOPIXとJPX日経400は大引けも堅調で続伸となった。

大豊建設<1822>(東1)が13日の第3四半期決算を好感して昨年来の高値を2日連続更新。後場は、コープケミカル<4003>(東1)片倉チッカリン<4031>(東1)の合併報道が伝わり、両銘柄とも急伸。東京製綱<5981>(東1)などの電炉銘柄が自動車メーカーとの価格交渉に関する速報ニュースを好感して上値を追った。

また、後場は3月1日付で上場廃止になる予定のスカイマーク<9204>(東1)オリックス<8591>(東1)が支援とも伝えられ、スカイマークが活況高。ケアネット<2150>(東マ)は前週後半に発表した12月決算と今期予想を連日好感しストップ高。

東証1部の出来高概算は23億1660万株(前引けは10億1342万株)、売買代金は2兆2494億円(同9862億円)。1部上場1862銘柄のうち、値上がり銘柄数は1111(同1001)銘柄、値下がり銘柄数は620(同675)銘柄。

また、東証33業種別指数のうち値上がりした業種は21業種(前引けは18業種)となり、値上がり率上位の業種は、鉄鋼建設、水産・農林、陸運、その他製品、空運、卸売り、電力・ガス、機械、などだった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る