【株式市場】防衛関連株は一服するが米貿易収支など受け円安が再燃し日経平均は一時124円高

株式

◆日経平均の前引けは1万9430円19銭(72円22銭高)、TOPIXは1601.35ポイント(9.35ポイント高)、出来高概算(東証1部)は7億6894万株

チャート4 7日(木)前場の東京株式市場は、米国の貿易収支などを受けて円相場が海外市場から円安基調になり、コマツ<6301>(東1)ファナック<6954>(東1)などが反発。建設株も強く、日経平均は9時30分にかけて124円75銭高(1万9482円72銭)まで上げた。前引けは72円22銭高(1万9430円19銭)。東証2部指数、日経JASDAQ平均も高い。

 防衛産業関連株の石川製作所<6208>(東1)は反落したが、三井ハイテック<6966>(東1)は第2四半期決算などが好感されて急伸し、インフォテリア<3853>(東1)はブロックチェーン技術などのテックビューロ(大阪市)への出資拡大が言われて急伸。フライングガーデン<3317>(JQS)は第1四半期の大幅増益などへの評価が衰えず大幅続伸。

 東証1部の出来高概算は7億6894万株、売買代金は1兆118億円。1部上場2024柄のうち、値上がり銘柄数は1567銘柄、値下がり銘柄数は370銘柄となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■北海道大樹町で飛行、安全性と着地精度を実証  ホンダ<7267>(東証プライム)の研究開発部門で…
  2. ■自社で自動運転システムを持たない企業にも施工自動化を提供  日立建機<6305>(東証プライム)…
  3. ■年間約36万人が犠牲に、二輪事故対策が急務  豊田合成<7282>(東証プライム)は6月11日、…
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■5月訪日客数が過去最高、6月も好調持続の見込みで市場活況  足元のインバウンド需要は、好調に推移…
  2. ■インバウンド関連株は「トランプ関税」のリーチ圏外で小型割安株特性を発揮  「たかが1%、されど1…
  3. ■内需株に広がる「トランプ・ディール」回避の波  東京電力ホールディングス<9501>(東証プライ…
  4. ■日米関税交渉、7月9日に運命の日「90日猶予」迫る潮目  「三日、三月、三年」とは、潮目、変わり…
  5. ■祝日と金融政策が交錯する7月  7月は、7月21日が「海の日」が国民の祝日に制定されてからフシ目…
  6. ■「MMGA」効果の造船株・海運株は「海の日」月間キャンペーン相場も加わり一段高を期待  あと1カ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る