【注目銘柄】セックは年初来高値更新の展開、18年3月期2桁増益予想

注目銘柄

 セック<3741>(東1)に注目したい。リアルタイムソフトウェア技術に強みを持つシステム開発会社で、モバイルネットワーク、インターネット、社会基盤システム、宇宙先端システムの分野に展開している。18年3月期2桁増益予想である。株価は年初来高値更新の展開だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■18年3月期2桁増益予想

 18年3月期の非連結業績予想は売上高が17年3月期比1.7%増の45億円、営業利益が15.5%増の5億円、経常利益が14.0%増の5億20百万円、純利益が14.5%増の3億60百万円としている。

 社会基盤システムでは官公庁系が堅調に推移し、医療関連も増加する見込みだ。また宇宙先端システムでは、車両自動走行の研究開発案件が引き続き好調に推移し、サービスロボット実用化に向けた研究開発案件も増加する見込みだ。研究開発への投資などで販管費が増加するが、先行投資負担を吸収して2桁増益予想である。

 中期的には、既存分野である社会基盤システム事業の収益をベースとして、成長分野である車両自動走行分野やサービスロボット分野を拡大する方針だ。10月6日には新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が実施している「ロボット活用型市場化適用技術プロジェクト」の委託先に採択されたと発表している。

 第1四半期(4~6月)は、売上高が4.4%増収、営業利益が19.1%増益、経常利益が20.6%増益、純利益が0.8%増益で、通期予想に対する進捗率は売上高23.8%、営業利益20.0%、経常利益21.0%、純利益17.2%だった。システム開発関連で第4四半期(1~3月)の構成比が高い収益特性を考慮すれば、通期ベースでも好業績が期待される。

■株価は年初来高値更新の展開、好業績評価して上値試す

 株価(17年9月29日付で東証2部から東証1部に市場変更)は年初来高値更新の展開で8月高値を突破している。本日10月11日は2774円まで上伸。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待され、14年1月3200円が視野に入りそうだ。(MM)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■オーダーメイド開発と人材リスキリングで業務変革を伴走支援  ベルシステム24ホールディングス<6…
  2. ■調査件数拡大と効率化で追徴税額1431億円  国税庁は12月、令和6事務年度における所得税および…
  3. ■企業の6.5%がクマ出没による業務影響と回答、宿泊業で4割に迫る  東京商工リサーチ(TSR)は…
2026年2月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
232425262728  

ピックアップ記事

  1. ■地方銀行:収益改善、昨年11月の業績上方修正が寄与  昨年来高値更新銘柄の1割超を占める銀行株は…
  2. ■超短期決戦の総選挙で市場動向が政治判断に影響  いよいよ衆議院議員選挙だ。みょう27日に公示され…
  3. ■AI以外に目を向けよ、割安株に潜む上昇機会  1980年代のバブル相場では、産業構造改革で「軽薄…
  4. ■利上げと解散総選挙、日本経済の分岐点迫る  今週は、運命の1月22日、23日が控えている。1月2…
  5. ■上場来高値更新の金先物、産金・再資源化・再販株に資金集結  当コラムでは昨年来、何度も金関連株を…
  6. ■地政学リスクの影が迫る市場、ヘッジ先は金関連株にあり  しばしばニュースで報じられる高齢ドライバ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る