【株式市場】米減税法の恩恵銘柄など高く日経平均は後場堅調に転換して反発

株式

◆日経平均の終値は2万2902円76銭(36円66銭高)、TOPIXは1829.08ポイント(6.47ポイント高)、出来高概算(東証1部)は14億8922万株

チャート4 22日後場の東京株式市場は、海外勢の参加者が少ないとされる中で材料株物色の展開になり、米国の減税法案の成立による恩恵などが言われてブリヂストン<5108>(東1)三菱商事<8058>(東1)などが一段ジリ高になった。日経平均は13時30分頃に42円74銭高(2万2908円84銭)まで上げ、大引けも堅調で反発。TOPIXは3日続伸。東証2部指数と日経JASDAQ平均は軟調だが東証マザーズ指数は高い。

 後場は、引き続き国際石油開発帝石<1605>(東1)などの資源関連株が強く、ジャパンベストレスキューシステム<2453>(東1)は自社株買いなどが好感されて高値を更新。総医研ホールディングス<2385>(東マ)はブラックロック・ジャパンの大量保有などが言われて活況高。

11月29日上場のトレードワークス<3997>(JQS・売買単位100株)も大幅高。

 22日、名証2部に新規上場となったミダック<6564>(名2・売買単位100株)は10時43分に公開価格1300円を54%上回る2000円で初値がつき、高値は前場の2037円、大引けは1913円となった。

 東証1部の出来高概算は14億8922万株(前引けは7億3595万株)、売買代金は2兆4038億円(同1兆1363億円)。1部上場2064銘柄のうち、値上がり銘柄数は1124(同1152)銘柄、値下がり銘柄数は844(同779)銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は23業種(前引けも23業種)となり、値上がり率上位の業種は、鉱業、非鉄金属、海運、卸売り、ゴム製品、銀行、鉄鋼、不動産、石油・石炭、機械、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る